薄紅に染まる街
逃げ水に揺れる髪
写し絵の月明かり
手に触れた雪の朝
浮かぶのはそう
ほどけたアルバム
かすれても
途切れてもまだ
燃え落ちて繰り返す後悔に照らされた君
ぬくもり声すらそこにあって
ほどけてく指先を
繫げれるなら
コマ落ちのエピローグ
壊れかけのスライドで
ぼやけた灯りで繰り返す過ち
ばら撒いた未来をを拾い集めれたら
すでに季節をなくした僕の目に
色が灯るまで
弱れてもいいだろう
洗されてもいいだろう
またいちから焼き付けてゆけるから
春に出会い夏に浮かされて秋に惹かれ冬にそう
手を握るから
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